—— パン職人として、もっと美味しい小麦粉はないものかと探し始めたのがきっかけです。
無添加、安全性を基本にしていますが、一般的にそういった代名詞となる『国産』の小麦はパンに向いていないと言われていました。パンはもともと、欧米のもの。日本産小麦粉だけでは香ばしさに乏しく、北米のそれに比べてパンを膨らますのに必要なタンパク質が少ないのです。
小麦を作る日本の気候も関係しているようです。
小麦のことを調べていくうちに、同じ考えで研究を行っている大学に出会いました。
日本の気候でも香ばしいパンが作れる小麦の研究をされています!
やりとりを重ね、昨年とうとうその種を分けていただきました。
それが、こむぎラボで栽培する小麦 せときらら です。毎日食べても飽きないパンを—— こうして小麦栽培が始まりました。